歯ブラシはどれがいいの?

予防ケア

たくさん種類があってどの歯ブラシを選んだらいいか分かりません。 おすすめは?

歯ブラシは治療器具です。自分に合ったものを使わないと、治療効果が上がりません。いちばんよいのは、自分にあったものを歯科医院で衛生士に選んでもらうことです。

一般的にブラシ部分のあまりに大きいものは、磨き残しの原因になりやすいのでおすすめしません。しかし小さい方がいいからといって、大人が子ども用を使うのはいけません。ブラシの毛の長さが短すぎるので、うまく磨けません。

毛のかたさは「ふつう」がいいでしょう。

山切りカット、多彩な植毛など工夫を凝らしてあるものは、かえって磨きにくいです。

毛先の形状は「歯周ポケットの汚れをかき出す」などの謳い文句でおなじみ超極細毛はよろしくありません。汚れを落とす効率が低いうえ、歯肉を傷つけるおそれがあります。またCMのように歯周ポケットの中に毛が入り込んで歯垢を落とすことはできません。

不潔になりやすいので、天然毛(豚毛など)は良くないと思います。ナイロンを選びましょう。

子供さんは年齢(歯の数)を目安に。

ご高齢の方は、ハンドル部分がしっかりと握りやすいものがいいでしょう。

「なんとかイオンが出る」ものなど高価なブラシもあるようですが、医学的根拠はありませんので、高いからといって普通の歯ブラシ以上の効果は期待されないようにしてください。

道具はシンプルなものがいちばん使いやすいです。いろいろ試してみて、自分にぴったりな歯ブラシを見つけてみてください。

 

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何か食べたらすぐ歯みがきしないといけないんですか? おちおち外食もできません!!

むかしは「3・3・3歯みがき」と言って、一日3回、毎食後3分以内に3分間歯みがきをしなさいと教わったものです。
しかしこれは単なる日本の標語であって、科学的根拠はありません。
(外国人は「聞いたこともない」と笑っていました)

いつ磨くのか。
これは歯医者さんの間でも絶対的に信じられているやり方というのはありません。
食べてすぐ磨いてはいけないという先生もいるし、食べ終わったらすぐに磨くべきと言う先生もいます。どちらにも利点欠点があるので、一概にどちらが正しいと言えません。
「いつ磨くか」より「プラークが落ちているかどうか」というもっと大事なことがあります。
プラークが残っているほうが決定的に病気の原因になるのだから、磨けるときに磨いたらいいと私たちは思います。

じゃあ、1日何回歯みがきしたらいいんですか?

磨く回数はその人それぞれ必要な回数が違います。
1日1回でいい人もいるし、1日4回磨く必要がある人もいます。
その基準は、歯や歯ぐきが細菌に負けないだけプラークの量を減らす、です。
ある程度たくさん細菌が口の中にいても何ともない人もいます。
反対にとても綺麗に磨けているのに、歯ぐきの炎症がおさまらない人もいるのです。
体の抵抗力が口腔内の細菌を静められるくらいまで、歯みがきで細菌の数を減らしてあげるのです。
ですので決まった回数というのもありません。

先日(平成18年9月30日)、ロイター伝にて、アメリカ獣医学協会およびthe American society for the Prevention of Cruelty to Animalsのthe Animal Poison Control Centerからの発表として、キシリトールが犬に対して、重篤な障害を起こす懸念が高いというニュースが流れました。 自分もキシリト-ル製品をとりますし、ペットにも虫歯予防のためキシリトール入りのガムを与えています。 心配ですが、大丈夫でしょうか…?

キシリトールはヒトに対する毒性はほとんどない、という発表がなされていますので、今のところはヒトに大きな問題はないでしょう。
ただ、イヌについては「体重10キロあたり、1グラムの摂取で重篤な低血糖に陥る可能性がある。さらに、因果関係はまだはっきりしていないものの、将来的に肝障害の可能性もある。」とのことでしたので、もし心配でしたら控えた方がよいと思います。

もともとイヌはほとんど虫歯にならない動物ですので、キシリトールを摂取する有用性は無いと思います。
カラダの仕組みが違うので、人間にとって有用なものでも他の動物にとっては毒になる食品がたくさんあります。
キシリトールもその中の一つになるのかもしれません。

子供がいます。 フッ素を塗ってほしいんですけど、できますか?

当医院では、乳歯が生えた時からシニアの方まで、フッ化物塗布を行えます。

ただ保険が使えるかどうかは、実際にお口の中を診てみないと申し上げることができません。(「病名」がないと保険は使えない=保険は病気の人しか使えない)

初期むし歯の経過観察には通常のフッ化物ジェルではなく、5%の高濃度バーニッシュ(キャラメルのようなねたねたしたもの)を使用することもあります。

 

しっかり歯ブラシをあてた時もそんな気がしますが、特に歯間ブラシやフロスを使って歯磨きをすると、歯ぐきが減るように感じます。 歯磨きしないほうが歯ぐきにいいのではないでしょうか?

健康な人が正しい歯磨きをして歯ぐきが減る、ということはありません。
しかし、歯ぐきが腫れ上がる病気=歯周炎(歯槽膿漏)の人が正しい歯磨きをすれば、病気が改善し腫れがおさまって“歯ぐきが減ったように見える”ことはあります。

歯周病になっているところは歯ぐきが腫れ上がっています。病気が改善していけば、腫れはおさまってきます。
歯ぐきは歯槽骨(歯を支える骨)の上にかぶっています。健康な状態では、歯ぐきの形=歯槽骨の形になるので、骨が減れば歯ぐきも減ってしまいます。
減るのが嫌だから病気のままでいい!と思う方もいらっしゃるようですが、病気が進めばどんどん骨は溶けていきます。歯ぐきも腫れ上がる高さに限界があるので、いずれ腫れたままでも歯ぐきは減ってきます。そのときはもう元には戻りません。

できるだけ歯ぐきが減るのを防止したいのであれば、正しい歯磨きでこれ以上歯周病が悪くなるのを防ぐのが、結果的にいちばん良いのです。

歯と歯の間(歯間)の大きさにあったサイズの歯間ブラシを使いましょう。
歯間ブラシが入らないところはフロスを使いましょう。
正しい歯ブラシのあて方、動かし方、力の強さで磨きましょう。

あと、市販の歯磨き粉で「歯ぐき下がりを止める」などの謳い文句のものがありますが、歯磨き粉では止まりません。

キシリトールがむし歯にすごくいいと聞きました。 むし歯予防にいいと思ってよく「キシリトール入り飴」や「キシリトールガム」を買って食べています。 これでむし歯予防はばっちりですか?

キシリトールを利用した調査でたしかにいい結果が出ているケースもあります。しかし、これは専門家の監督のもとに正しい使い方をした結果です。

テレビや宣伝をやみくもに盲信してはいけません。
企業の宣伝というのは真実をうまく包み隠している場合があります。
企業や歯医者さんが言うことを鵜呑みにせず、まずはご自分でも調べてみてください。
キシリトールは薬でも食べ物でもありません。
代替甘味料という食品添加物です。

キシリトールはむし歯を抑制する効果はありませんが、促進する効果もありません。
普通のお砂糖は、むし歯を促進する効果があります。
そこが大きな違いです。

商品を選ぶ基準としては、
・ガムまたはタブレット中の甘味料あたりの50%以上がキシリトールであること
・キシリトール以外の甘味料も非う蝕原性(虫歯の原因にならない甘味料)であること
・総重量のほとんどがキシリトールで占められること
があげられます。
市販の「キシリトール入り」と書かれている商品の中には、キシリトールは入っているけどむし歯を作るお砂糖まで入っているものが多く見られます。
これではせっかく「むし歯になりにくいはず」と思って食べていても、かえってむし歯を作ってしまう結果になってしまいます。
あーこわいですね。

実はキシリトール100%というのは値段が高いのです。(キシリトールの値段は砂糖の10倍)
しかも100%製品は一般ではほとんど出回っていません。歯科専売が多いようです。

食べ方は、1日あたりキシリトールのみの重量で5~7gを 毎食後と間食の後、就寝前に分けて摂取します。
例1)ロッテの「キシリトール・ガム(キシリトール53%)」の例:  1粒あたり0.643g =一日あたり10粒前後
例2)「リカルデント・ガム(キシリトール48%)」の例:  1粒あたり0.57g =一日あたり11粒前後

1回食べたら10分くらいは口の中にとどめておいてください。
これを毎日、約3年間食べ続けることで効果が現れてきます。

注意:キシリトールは食べ過ぎるとおなかが緩くなることがあるので、くれぐれも気をつけて量を調節して食べてくださいね。
キシリトールさえ取っていればむし歯にならない、というのは大きな間違いです。
そんなおいしい話は簡単に転がっていません。

キシリトールは従来の定期検診+フッ素中心のむし歯予防に加えることで、初めて効果が現れます。
あなたも正しい情報を知って、企業のカモにならないよう気をつけましょう!

メールでの相談や治療説明は可能ですか?

可能な限り対応させていただいています。

最善のアドバイスができるよう心がけています。しかし患者さんの歯の状態・状況がそれぞれ異なるため、メールではお話し出来かねる部分もありますので、ご了承ください。一度も診察をしたことのない方につきましては、一般論を前提としたお話しになります。
ですので直接診察をさせていただければもっと確実なお話しができ、ご満足いただくことができると思います。

またホームページのQ&Aのページは随時更新してまいりますので、ご参考にどうぞ。

なかなか予約を入れることができません。 当日キャンセルがあった場合、連絡してもらえますか?

はい、できます。

どんなスタイルで予約を取っていくかを、あらかじめ受付とご相談下さい。

キャンセル待ち

キャンセルがあり患者さんの指定した希望日に診療可能枠ができたときに、こちらからご連絡をさしあげる方法です。あらかじめ複数の候補日を指定したり、「夕方が希望」や「火曜と木曜以外で」など条件を絞り込んでいただくと、予約が取りやすくなります。

 

当日予約

来院できる当日にご自身で予約の電話をしていただく方法です。
直前まで仕事のシフトが決まらず確実な予定が分からない方や、介護や小さな子供さんがいて予定が急に変わりやすい方にぴったりです。
治療は中断せずに最後まで続けないと意味がありません。
nina Dental Clinicは、あなたのスタイルに合わせてフレキシブルに対応いたします。無理なく最後まで通院できるよう、工夫しましょう。