10月の連休に、H歯科医院のM先生と台北に行ってきました。
「小籠包が食べたい!」というリクエストだったのに、違うものばかり食べに連れていってしまった。
しかし台湾は小籠包以外にも美味しいもので溢れていました。
私はキャセイ機内で日本公開より一足先に「Star Trek Beyond(原題)」を観ることができて大満足でした。
ビヨンドすごくいいから、みなさんぜひ観に行ってください!
さて11月の休診日は、
11月3日(木・祝日)
11月8日(火)、18日(金)設備メンテナンスのため
11月9日、23日、30日(以上、水曜日)
11月6日、13日、20日、27日(以上、日曜日)
12月の休診日は、
12月7日、14日(以上、水曜日)
12月4日、11日、18日、25日(以上、日曜日)
12月23日(金・祝日)
となります。
年末年始の休診は
12月29日(木)〜1月4日(水)となります。
年末年始は八代口腔保健センターで当番医の急患対応となります。
去る7月18日、博多で開催された大野 純一先生の「本当の超音波スケーラー論」を歯科衛生士全員で受講してきました。
大野先生の講義はジョークを交えてとても聴きやすく、今までの知識の再確認をしたり、新たな情報を得ることができました。
超音波スケーラーは日々の歯周治療に欠かせないものとなっています。だからこそ、治療として患者さんの利益となるようにより理解を深める必要があります。
今回のセミナーで使用したのは「キャビトロン」というアメリカの製品で、特徴はマグネット式という振動方式です。日本で使われている超音波スケーラーのほとんどが当医院でも使用しているピエゾ式です。マグネット式、ピエゾ式のどちらも特徴をしっかり把握してその能力を十分発揮すれば、性能に差はないそうです。要は、使う人の理解と腕次第です。
午前中は「根面のインスツルメンテーションについて」、「SRPとデブライドメントの違い」などの講義、午後は実際にキャビトロンを使ってみて、チップの効果的な動かし方などの指導がありました。実習で使ってみたキャビトロンは、普段の超音波スケーラーと使用感が全く違うことがよく分かりました。
セミナー修了後は博多市内でナポリピッツァを食べました。皮がモチモチしていて、具が少ないのにこんなに美味しいなんて!と感動しました。
歯科衛生士 中村祥子
28年8月より、当院は厚生労働省による 『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』に認定されました。
当医院は担当制で歯科衛生士や歯科医師がメインテナンスを行い、「一生おいしくごはんを食べよう」をモットーに、虫歯や歯周病にならないようなプログラムで予防に力を注いできました。また充分な診察時間を確保するために完全予約制でお約束の時間を守ろうとする取り組みを10年以上続けてきました。
最新の設備・医療技術を導入し、世界水準の治療だけではなく、熊本労災病院、伊東歯科口腔病院(熊本市)と連携して緊急時や重症例に対応できる環境を整えてまいりました。
厚生労働省によるこの認定は、「歯周病・虫歯の重症化を防ぐため原則としてかかりつけ医の指示のもと医療管理メインテナンスを長期的に行うもの」と定めており、当医院のこれまでの姿勢が予防重視の歯科医院のなかでも一段高いランクであると評価されました。
『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』とは?
「口腔機能の維持・改善により国民の健康寿命の延伸とQOL(生活の質)の改善を図るという目標に向かい、虫歯を防ぎ、歯周病を予防管理するメンテナンスが行える専門的な歯科医院」のことです。厚生労働大臣が定める8項目の施設基準に適合している病院が認定されます。
さてこの認定に伴い、より高度な歯科医療の提供を支援するため国から給付されます診療報酬がいくらか増額となります。そのためご負担分が数百円程度ですが幾分高くなりますことをご承知おきください。
必要な時に患者さんの身体の状況に応じた歯科保健サービスを医療機関や地域の包括支援センター等と連携して、地域ぐるみでサポートしていきます。また毎月の虫歯予防のメンテナンス(フッ化物など薬剤塗布)が保険診療で行えるようになります。
7月4日(月)、シアトルに到着したその足で、アメリカ歯周病専門医 秋本健先生のオフィス Northwest Periodontics & Implantsを見学させていただきました。
秋本先生はとても気さくな方で、見学中は面白いジョークを交えながら、アメリカの歯科事情を説明していただきました。
ちょうどこの日はアメリカ独立記念日。休診日でしたが私たちのためにオフィスを開けてくださいました。患者さんがいなかったので、思う存分じっくりと院内見学できました。
アメリカのデンタルオフィスは実に合理的で、チェアーにはライトやスピットン(患者さんが診療中にうがいをするとこ)がなかったり、レントゲン撮影室にドアがなかったり、無駄な物がすべて省かれている造りでした。とても管理しやすそう!
感染対策は飾り立てて「いかにもやってます!」アピールのためではなく、実際に稼働させやすいシステム作りが必要だと感じました。
いよいよ7月5日(火)から、ワシントン大学の歯科公衆衛生学および小児歯科の非常勤教授と心理学の教授の Phil Weinstein先生のプライベートセミナーが始まりました。
セミナーを始める前に、「一人一人の受講生のことを知った方が、私のレクチャーも充実したものになるので」と全員に詳しい自己紹介を求められました。
Weinstein先生のお話はゆっくりと一語一語丁寧に選びながら、時には私たちに質問を投げかけつつ、一方的な講義の形ではなく受講生とコミュニケーションを取りながら進んでいきました。質問から話が弾み、得たかったこと以上のお答えをしていただく場面もありました。
Weinstein先生は日本に住んでいたことがあったそうで、講義スライドの中にも細やかなお心遣いがあり、感激しました。
Weinstein先生は40年以上、歯科治療の不安・恐怖、特に小児を対象として研究、臨床に取り組んでこられました。最近日本の歯科臨床でも目にすることが増えてきた「モチベーショナルインタビューイング(MI)」ですが、先生はその先駆者の一人です。
数年前、宮下順子先生に「この本はぜひ読んだ方がいい。何度読んでも新しい発見がある。」と薦められて出会ったWeinstein先生の著書“オーラルセルフケアー 予防歯科のための戦略“。私もいまだに読む度に気付きがあります。臨床で迷ったときは、心の支えになってくれました。その著者である先生のナマのお話が聞けて、直に質問できて、充実したひとときでした。
通訳の成田先生、宮下裕志先生となにやら相談中のWeinstein先生。
サーティフィケートをいただいたあと、村木先生と。
やけにWeinstein先生が小柄に見えますが、本当は背の高い方です(猫背…?)
ホテル内のお昼ごはんは、中華やクラムチャウダーなど、シアトルのいいとこ取り。
7月7日(木)は電車に乗ってワシントン大学へ。
案内表示の配色がアメリカっぽくて素敵。
U.S. Newsによる「ワシントン州のベスト病院」ランキングで、ワシントン大学病院(UW Medical Center)は5年連続で1位と評価されています。
栗林先生にはなにかが見えている…!
病院見学のあとは花山先生とおいしいアイスクリームを!種類が豊富で迷っちゃう。