nina手帖

7月、8月の診療について

週末、天気のいい日にはじめて日傘を差しました。
日差しを遮るとまだ風は涼しく、本格的な夏はまだだね…と思っていたら、どかっという音がしてなにかが降ってきました。
え、ひょう?あられ?と思って傘を見てみると、巨大な鳥のフンが日傘にべったりついていました。
ナイス日傘。
日傘は日焼け予防だけでなく、鳥フンからもお肌を守ります。

さて7月は7月20日(月・祝)と日曜日を休診日とさせていただきます。

8月は日曜日とお盆休み8月13日(木)〜8月15日(土)を休診日とさせていただきます。

2015.04.16 日々のこと

赤ちゃん歯科・マタニティ歯科

友人の西坂 文(あや)先生が、八代市長田町に赤ちゃん歯科・マタニティ歯科のAya Dental Houseを先月開院されました!
文先生はご自身も子育てをしながらの開院です。
Aya Dental Houseは子供さんの歯の診察・治療をされる病院ですので、安心して通院できると思います。
定期的にマタニティ講座や離乳食教室を開催されています。
チラシは当医院にも置いてありますので、ご興味のある方は手にとってごらんください。

Aya Dental House
熊本県八代市長田町2902-1
0965-65-8801 日曜、月曜、祝日休診

Aya-Dental-House

2015.05.01 日々のこと

「食後の歯磨きについて」の学会からの提言

日本小児歯科学会より、食後の歯磨きについて提言がありましたので、ここに転記します。
よくマスコミで言われている「食べてすぐは歯の表面が溶けやすい状態だから、歯ブラシでこすると歯が削れるので良くない」ということに対する発言だと思われます。
私もよく保護者の方から「食べてすぐと食後数十分経ってからと、いつ磨くといいんですか!」と聞かれます。

私の個人的見解は「いつ磨くかより、どれほどきれいに磨くか」だと考えていますので、正直どっちでもいいです。

 

食後の歯みがきについて

一般社団法人日本小児歯科学会

これまで保育所・幼稚園、学校では昼食後にはなるべく早く歯みがきをしてから遊びましょうと指導してきています。その理由としては、むし歯をつくる細菌が多量に含まれる歯垢(プラーク)と食後口の中に残留する糖質を早く取り除くためだからです。

ところが、最近になって、食後すぐに歯をみがくと、あたかも歯が溶けてしまうというような報道が新聞やテレビで伝えられたため、現場がやや混乱しているようです。

これらの報道のもととなったのは、実験的に酸性炭酸飲料に歯の象牙質の試験片を90秒間浸した後、口の中にもどしてその後の歯みがき開始時間の違いによる酸の浸透を調べた論文で、むし歯とは異なる「酸蝕症」の実験による見解なのです。

実際の人の口の中では、歯の表面は上記の実験で用いられた象牙質ではなく酸に対する抵抗性がより高いエナメル質によって被われています。したがって、このような酸性飲料を飲んだとしても、エナメル質への酸の浸透は象牙質よりずっと少なく、さらに唾液が潤っている歯の表面は酸を中和する働きがあり、酸性飲料の頻繁な摂取がないかぎり、すぐには歯が溶けないように防御機能が働いています。つまり、一般的な食事ではこのような酸蝕症は起こりにくいと考えられます。

小児における歯みがきの目的は歯垢の除去、すなわち酸を産生する細菌を取り除くとともにその原料となる糖質を取り除くことです。歯みがきをしないままでいると、歯垢中の細菌によって糖質が分解され酸が産生されて、歯が溶けだす脱灰が始まります。このように、歯垢中の細菌がつくる酸が歯を脱灰してできるむし歯と、酸性の飲食物が直接歯を溶かす酸蝕症とは成り立ちが違うものなのです。

結論としては、通常の食事の時は早めに歯みがきをして歯垢とその中の細菌を取り除いて脱灰を防ぐことの方が重要です。

学会としても今後より詳細な情報を提供していく予定ですが、現在のところ、園・学校における昼食後の歯みがきについては、現状通りの方法で問題ありません。

4月、5月の診療日について

だんだん桜もほころびはじめ、花粉の飛散も勢いづいてきました。

「春はお別れの季節です。
みんな旅立ってゆくんです。
淡いピンクの桜 花びらもお祝いしてくれます。」
という歌が脳内リピートされます。
桜にまつわる歌はたくさんありますが、どの歌を思い出すかで世代がばれますね。

さて、4月の休診日のお知らせです。
4月29日(水・祝)は診療いたします。
4月25日(土)は研修会のため、休診日といたします。

5月の休診日は、5月4日(月・祝)、5月5日(火・祝)、5月6日(水・祝)になります。
(日曜日は休診しております)

日曜・祝日は八代市口腔保健センターで休日診療を当番医が行っております。

17時以降と土曜日のご予約について

17時以降と土曜日のご予約がすでに1ヶ月以上先まで空きがない状態で、大変混み合っております。
どの時間もできるだけキャンセルや変更のないようにお願いしておりますが、特に上記の時間帯では数日前であっても変更を希望されると次の予約が1ヶ月後になってしまうケースが多いです。
できるだけ患者さんのご希望の時間にお答えしたいのですが、診察の枠に限りがあります。
また術者の指定以上に期間をあけてしまうと、治療効果が出なくなるおそれもあります。

よって「とりあえず予約を押さえておいて、都合が悪くなったら変更する。」というお気持ちでの予約はお断りさせていただきます。
また無断キャンセル・当日キャンセルが2回あった場合、頻繁に変更を繰り返された場合は次回のご予約をお取りできません。
(診療拒否ではありません。患者さんが来院できる日に電話をかけていただいて、当日キャンセル待ち枠で予約を取ることになります。)

17時以降と土曜日のご予約に関しては、上記のルールをしっかり守らせていただきます。
一人でも多くの患者さんに健康になっていただくため、ご協力よろしくお願い申し上げます。